スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部(資料)。 |
国際オリンピック委員会(IOC)は3日、スイスのローザンヌで、東京オリンピックから夏季・冬季オリンピック代表団の入場行進の順序を変更することを決定した。この変更により将来のオリンピック開催地をアピールする一方で、難民代表団の入場順序が大幅に繰り上げられることとなった。新華社が伝えた。
慣例により、毎回オリンピック開催地の代表団は最後に入場する。IOCの今回の決定によると、将来のオリンピック開催地であることをアピールするため、すでに今後のオリンピック開催権を得ている国・地域の代表団は当該オリンピック開催地代表団の前に入場する。
この変更により、来年の東京オリンピック開会式で最後に入場する三ヶ国は、米国(2028年ロサンゼルス・オリンピック)、フランス(2024年パリ・オリンピック)、日本の順となる。今回決定した入場順序は今後の夏季・冬季オリンピックでも踏襲される(開催順のカウントは冬季オリンピックと夏季オリンピックを分けて行われる)。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年12月6日