アリペイの年間消費明細 オンライン消費はなぜこんなに簡単? (2)

人民網日本語版 2020年01月09日10:23

馬雲氏はかつて、「どうして毎夜毎夜、1千万人以上のユーザーが淘宝をチェックしながら何も買わないのだろう。これは実はユーザーがショッピング場面でサービスを求めていることの現れだ。仕事が忙しかったりものぐさだったりする多くの人は、オフラインのショッピング場面での買い物ニーズはあるが、後回しにして後で集中的に処理する傾向があり、買い物ニーズの多くは後回ししている間に消滅してしまう。そこで迅速なネットショッピングシステムが登場し、人々の消費ニーズを強化した。ある意味で、これは人々が時代の発展させたサービスの便利さやメリットを味わう時に、支払わなければならない代償だといえる」と語った。

しかし本当にオンライン消費がより多くのお金を使わせたのだろうか。場面が変化し、技術がバージョンアップし、ニーズが多様化したことは、表層的な原因に過ぎない。これらはお金の使い方を変え、一連の必要のない消費への欲望をかきたてはしたが、みなさん、銀行口座の残高は有限だということをよく考えてほしい。信じられないならご両親に聞いてみるといい。ご両親は口座と支付宝を紐付けしてはいても、不必要な出費をたくさんするということはない。

インターネットのウォッチャーで、国際資産運用専門家は次のようにアドバイスした。「今年の消費明細が発表された。浪費はやめ、明細をプリントアウトして机の前に張り、常に自分に言い聞かせるといい。わずかのお金にも、正しい出どころがあり、正しい使いどころがあるべきだ。自分の労働を大切にする最もよい方法は、収入を計算して支出を決めることだ。未来にとって最も有用なお金の使い方は、今すぐにあっという間に使ってしまわないことだ」。

なんと言っても、素晴らしい生活の質は価格では決まらない。公園をジョギングする、本を読む、博物館に出かける、祖国の名山や大河を観光するには、それほどお金がかからないが、こうした体験は一生の宝物になる。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年1月9日

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