16日、アリババグループ創業者である馬雲(ジャック・マー)氏はツイッターのアカウントを開設し、最初のツイートに「第1陣の米国向けマスクと新型コロナウイルス試薬キットが上海から飛び立った。米国のみなさんの幸福を祈ります」と綴った。ツイートには輸送される物資の写真が添えられていた。海外のネットが伝えた。
馬雲公益基金会がこれより少し前に発表した情報によると、これらの物資には新型コロナウイルス検査試薬キット50万個とマスク100万枚が含まれているという。馬雲氏は、「この困難な時期に、我々は米国人と手を携えて共に進もう」としていた。
わずか2時間で、馬氏の初ツイートには6万5千もの「いいね!」がつき、1万2千回リツイートされ、3200以上のコメントが寄せられた。多くの米国のネットユーザーがコメント欄に感謝の言葉を残している。
「ありがとうございます、マーさん。ここにいる米国人はずっと感謝の気持ちを持ち続けます。」
「気前のいいご寄付に感謝します。」
このほか、3月17日早朝、馬氏は個人の微博(ウェイボー)公式アカウントで、「アフリカの医療資源も相対的に不足しており、一旦蔓延すればその結果は想像もつかない」とした。
アフリカ諸国の感染拡大防止を支援するために、馬雲公益基金会とアリババ公益基金会は、アフリカの54ヶ国向けに1国につきマスク10万枚と防護服1千着、防護用フェイスマスク1千個を寄贈し、各アフリカ諸国に対し検査試薬キット2万個を寄贈し、ただちにアフリカ諸国の医療機関と協力し、新型コロナウイルス臨床治療のオンライン研修資料を提供することを決定している。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年3月18日