中国人民銀行(中央銀行)は15日、1年物の中期貸出制度(MLF)を実施し、資金1千億元(1元は約15.2円)を供給したことを明らかにした。金利は20ベーシスポイント(bp)引き下げて2.95%とした。今年に入りMLFの金利を引き下げたのはこれが2回目で、3%を下回ったのは3年ぶり。3月末に人民銀行は公開市場操作で金利を引き下げており、専門家は、「今回のMLF金利の引き下げは市場の幅広い期待に合致するもので、政策金利が連動して調整され、カウンターシクリカル(反循環的)調整を強化するとのシグナルを発した」としている。「経済日報」が伝えた。
中国民生銀行の温彬首席研究員は、「新型コロナウイルスによる肺炎が経済運営にもたらす巨大な打撃に対処するため、3月30日に人民銀行は7日物リバースレポの金利を20bp引き下げて2.2%にするとともに、4月7日より超過準備預金に付与される金利を0.72%から0.35%に引き下げると決定した。今回のMLF金利の20bp引き下げは、リバースレポ金利の引き下げ幅と一致しており、期間の異なる政策金利の水準の全体的な引き下げを確保した」との見方を示した。
東方金城国際信用評価有限公司の王青マクロアナリストは、「今回のMLF金利の引き下げ幅はリバースレポ金利と同じで、政策金利システムの連動調整は、金利コリドー(政策金利の上下限を設定すること)の秩序ある運営を維持する上でプラスであることがわかる。より重要なことは、現在中国では感染症対策の段階的な成果がより確実になったが、感染症は引き続き世界に拡大し、世界経済は下ぶれリスクが高まっており、今後しばらくの間、中国の外需が厳しい挑戦に直面するだろうということだ。今回のMLF金利引き下げ幅が2月より10bp拡大したことの狙いは、金融政策のカウンターシクリカル調整を強化するとの明確なシグナルを発することにある」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年4月16日
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