広西壮(チワン)族自治区北海市第二実験学校の胡衛瓊校長と教師数人はこのほど、5年1組の生徒一人ひとりに、ライチ7‐8個が入った赤いケースをプレゼントした。南国早報が報じた。

生徒一人ひとりにライチを手渡す女性教師。
胡校長によると、同校内に植えられている多数のライチの木になった実が緑から赤くなり始めたため、学校関係者で話し合い、全校生徒・教師に無料配布することにした。今月9日に学校はまず事務職の教員たちによるライチ収穫を手配した。


高所作業車を使ってライチを収穫する教師。
胡校長は取材に対して、「当校には生徒と教師が約3000人いる。実が熟すごとに収穫して、生徒と教師一人ひとりに配る。また、ライチを入れるケースも特注した。ケースの両側には『感謝』と『分かち合う』という文字のほか、『私がいることで人々を和ませる』という校訓も書かれている」と説明した。

ライチをケースに詰める作業を手伝う生徒たち。

「お父さん、お母さん大好き」と書いたライチのケースを見せる男子生徒。
11日正午、北海市第二実験学校内を取材すると、ライチの木22本が学校を囲むように帯状に植えられており、真っ赤に色づいた実がすずなりになっていた。

実がすずなりになっているライチの木。
胡校長によると、学校が建てられている場所はもともとはライチ園で、今もたわわに実をつけているこれらのライチの木は1920年代末に植えられたものだという。学校が建てられた後も、これらのライチの木は定期的に手入れを行ってきたものの、剪定はあまり行われてこなかったため、木がどんどん大きくなって、たくさんの実がつくようになったのだという。

ライチをもらって大喜びする生徒たち。
同校では毎年、ライチのほか、スモモやマンゴー、パラミツ、リュウガンなども、生徒に配られるという。(編集KN)
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