香港科技大学は26日、同大学がキャンパス内で8000枚のソーラーパネルを含む再生可能エネルギープロジェクトを建設すると発表した。竣工後、香港最大規模の同類型発電システムになる。新華社が伝えた。
同大学の説明によると、同発電システムの第1段階の建設工事はすでに7月に始まっており、来年まで続く予定だ。同大学は学生・教職員寮、学術・研究センター、スポーツセンターなどのキャンパス内の50数カ所にソーラーパネルを設置する。今後25年にわたり毎年、香港の900世帯(3人家族)の年間電力消費量を賄い、炭素排出量を約150万キロ削減できる見通しだ。同大学はまた一部のソーラーパネルを、教職員によるソーラーパネルや再生可能エネルギー関連の研究プロジェクトに活用する。
同大学はさらに香港中華電力公司の「再生可能エネルギー売電計画」に参加することを通して、上述したシステムが生み出す電力を同社に売却し、今後13年で同大学に1億6000万香港ドルの収入をもたらす見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月27日