三星堆遺跡の発掘が34年ぶりにスタート

人民網日本語版 2020年09月08日09:15

今から30数年前、三星堆で祭祀場跡が発見され、古蜀文明(古代四川文明)が世間の人々を大いに驚かせた。だが、三星堆遺跡にはいまだ解明されていない様々な謎があり、考古学界の学術研究による研究と解明が待たれる。9月5日、四川省文物局は、四川省広漢市で、「古蜀文明保護・伝承プロジェクト:2020年度三星堆遺跡考古発掘・研究諮問会」を開き、祭祀エリアを対象としたさらなる発掘研究をスタートすることを発表した。

2019年10月22日から2020年8月8日まで、四川省文物考古研究院と四川広漢三星堆博物館は、三星堆遺跡での系統的かつ全面的な考古探査・発掘作業を共同で展開し、「1号・2号祭祀坑」周辺の祭祀エリアおよび残されている各年代の序列および空間的局面の探査・研究をほぼ完了させ、新たな「祭祀坑」を発掘するための基礎を築き上げた。

「人民網日本語版」2020年9月8日

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