支付宝(アリペイ)デジタル生活プラットフォームが17日に発表した春節(旧正月、今年は2月12日)のデータ報告によると、上海市は全国でオンラインお年玉をあげるのが最も好きな都市ランキングで首位に立った。お年玉を受け取った人の数も前年同期比210%以上増加した。中国新聞社が伝えた。
アリペイのデータをみると、全国でオンラインお年玉による新年の挨拶を行った人は267%増加した。年配者もオンラインお年玉をよく利用するようになり、60歳以上の高齢者の贈ったお年玉は210%増加し、受け取ったお年玉は約430%増加した。江蘇省・浙江省・上海市と広東省の都市が、お年玉をあげるのが好きな都市ランキングでトップ10をほぼ独占した。
春節の大型連休の消費へのけん引的役割が、中国国内の百貨店・スーパー・小売業界にも波及した。全国の人気商業圏での支付宝による取引額は平均108%増加し、上海豫園商業圏は前年同期比305%増加して、武漢市吉慶街に次いで全国2位となり、このほか上位には杭州市武林商業圏、南京市夫子廟、広州市北京路などが並んだ。
また上海市民は映画消費額で全国2位だった一方で、スパ、ネイル・まつげエクステ、(韓国式)サウナ、足つぼマッサージの消費額ランキングではいずれも全国トップだった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年2月18日