全国政治協商会議委員で、航天科技集団第一研究院キャリアロケット専門家の姜傑院士はこのほど、「中国有人宇宙ステーションの建設は、長征シリーズロケット初の組み合わせ型打ち上げが必要だ」と述べた。科技日報が伝えた。
うち「長征5号B」キャリアロケットは宇宙ステーションのコアモジュールを、「長征7号」キャリアロケットは補給船を打ち上げる。「長征2号F」キャリアロケットは有人宇宙船を打ち上げ、宇宙飛行士を宇宙ステーションに送り込む。
中国航天科技集団によると、2021年中国の打ち上げ回数は40回を超える可能性がある。最も注目されるのは、複数種類の長征シリーズロケットが共同で開始する宇宙ステーション建設任務だ。中国の航空宇宙の歴史において、初めて複数種類の長征ロケットが同一任務を遂行する。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月4日