画期的技術で唐詩の美を表現

画期的技術で李白や杜甫と対話し、時候や天気により自動生成される「唐詩カレンダー」を読むことができる。「浙東唐詩之路」の重要都市である紹興市柯橋区で、22日にオープンした「詩e柯橋」デジタル詩路文化体験館では、画期的技術により来館者が詩の魅力を味わうことができる。新華社が伝えた。

同館は柯岩景勝地にある。展示面積は1千平方メートルで、十数の展示内容のうち8割以上がデジタル化新技術を導入。館内にはさらに撮影スポットがあり、来館者が没入型体験により唐の時代にタイムスリップすることができ、体験する様子を映るショート動画が自動生成される。

浙江省は現在、「浙東唐詩之路」文化ベルトを積極的に建設している。「浙東唐詩之路」は銭塘江の畔から始まり、鑑湖を経由し浙東運河に沿って曹娥江に至り、さらに川を遡り天姥山を経て天台山に着く。柯橋は唐の時代は越州地域で、李白や杜甫など400人余りの詩人が訪れ、千首にのぼる詩作を残した。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年5月25日