雲南省でアジアゾウの群れが北に向かって移動を続け、世間の注目を集めているが、今月14日午後6時から15日午後6時にかけて、ゾウの群れは玉渓市易門県十街郷に留まって活動を続け、北西に向かって迂回しながら9キロ移動した。移動した距離は直線距離でわずか1.3キロ。群れからはぐれて10日目になるオスのゾウは、群れから北東の直線距離にして19.1キロの昆明市晋寧区双河彝(イ)族郷内で活動を続けている。ゾウ15頭は全て監視範囲におり、コンディションは安定していて、無事移動を続け、死傷者も出ていない。新華社が報じた。
専門家は、ゾウの群れが現地で迂回している原因について、群れからはぐれた子ゾウを待っていることや、易門の気候が西双版納(シーサンパンナ)と似ており、ゾウが好むマンゴーやドラゴンフルーツ、バショウなどがあることが考えられると分析している。
はぐれた子ゾウに群れに戻る気はない?
15日の時点で、オスの子ゾウは群れからはぐれて10日目になり、最新の映像を見ると、エサを食べながら活動しており、大きく、がっちりした体に成長している。
監視状況を見ると、子ゾウから群れに戻りたいという意欲を感じることはあまりできない。「本当の意味で群れからはぐれたわけではない」と分析する専門家もいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月16日
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