
アクサイ・カザフ族自治県が今年実施した2回目の赤外線監視カメラの映像チェックで発見されたユキヒョウ(資料写真、アクサイ・カザフ族自治県メディアコンバージェンスセンターにより)。
甘粛省酒泉市阿克塞(アクサイ)・哈薩克(カザフ)族自治県林業生態活動ステーションの専門技術者によると、祁連山脈と阿爾金(アルチン)山脈が交差する国道215線約200メートルの地点で初めてユキヒョウが確認されたという。これは通行車両の多い場所での生活に、ユキヒョウが少しずつ適応していることを示している。中国新聞網が報じた。
近年、アクサイ・カザフ族自治県は、祁連山脈のユキヒョウの生息地に赤外線監視カメラを設置し、何度もユキヒョウの姿を捉えてきた。しかし、通行車両の多い国道付近でユキヒョウが確認されることはほとんどなかった。

アクサイ・カザフ族自治県が今年実施した2回目の赤外線監視カメラの映像チェックで発見されたユキヒョウ(資料写真、アクサイ・カザフ族自治県メディアコンバージェンスセンターにより)。
同自治県林業生態活動ステーションは、「ユキヒョウは高原の生態系の象徴種で、標高の高い場所の生態系が健全な状態かを測るバロメーター。ユキヒョウが、通行車両の多い国道付近に出没したということは、当県内の生態系が健全で、生物種が豊かで、食物連鎖が整っていることを示している」と分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月11日
女子高生150人を大学入試会場まで見送った張桂梅校長 雲南省
南京税関で生きた「ニホンオオクワガタ」6匹を押収 江蘇省
北京市で初めてとなる顔認証による大学入試会場入り
高校教師が「状元」コスプレで大学受験生にエール! 河南省鄭州
三星堆の仮面を「変臉」に取り入れた川劇俳優
長江武漢関ステーションの水位が警戒レベル上回る