
中国民用航空局によると、湖南省全域がこのほど、低空飛行試行地となった。この試みは中国で初めてとなる。湖南省は、3000メートル以下の低空空域における航空機監視通信カバー、低空空域監督・管理、低空空域運行管理などといった分野の経験を積み、中国全土で低空飛行が可能になるようにするための理論的根拠提供を目指す。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが報じた。
昨年9月、湖南省は中国全土で初めて全域低空管理改革試行地に選ばれていた。

湖南省には現在、公共用飛行場が12ヶ所あるほか、公共用飛行拠点5ヶ所が建設中、または間もなく着工の予定となっている。また、低空飛行のルートが5ルート開通している。その他、長沙を中心にした半径150キロの範囲で、低空有人航空機監視通信カバーを実現している。
湖南省は今後、8月末をめどに、低空有人航空機監視通信の省全域カバーを目指すほか、無人航空機を管理する総合監督・管理プラットフォームの建設が始まる予定だ。また今年中に、50ヶ所以上の公共用飛行場(基地)が完成、またはその建設が始まるほか、航空ルート30ルート以上が開通。さらに、航空産業チェーン全体を見ると、同省に世界の優秀な航空企業80社以上が参入する計画だ。
その他、航空飛行学校の誘致と人材育成を進め、年内にパイロット500人以上を養成したい考えだ 。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月19日
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