機嫌が悪いと「うっとうしいから構わないで」と言うことがある。これは何となく口にした言葉のようだが、実際には機嫌が悪い人が集中しようとする潜在意識を反映している。カナダの研究によると、機嫌が悪い時の方が人の作業効率がかえって比較的高くなるという。生命時報が伝えた。
研究者は95人の被験者を集め、内容が全く異なる9件の任務とアンケートをしてもらった。これにより彼らの機嫌の良し悪しや感情的な反応と、仕事の記憶やメンタル面との相互作用を評価した。その結果、感情的な反応がより速く、より強く、より長く続く人の場合、機嫌が悪い時の方が仕事の実行力と思考力が明らかに上がった。一方で、機嫌が良いとむしろ実行力と作業効率にマイナスの影響が生じる可能性がある。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年7月19日