青海省科学技術庁が3日に明らかにしたところによると、第2回青蔵高原(チベット高原)総合科学調査研究の「生物多様性の保護と持続可能な利用」任務の「高原動物の多様性の保護と持続可能な利用」専門テーマは、生物多様性の研究をめぐり段階的な進展を遂げた。青海省西寧市湟源県日月蔵(チベット)族郷の域内で、7種の国家希少野生動物を確認した。うちヤマジャコウジカとスナネコは同エリアで初めて確認された。今回これらの動物が確認されたことはチベット高原エリアの生物多様性の基礎データを補ったうえ、高原の生物多様性への認識を広げた。世界の気候変動を背景とする特殊な生存環境における種の進化のメカニズムのさらなる模索に対して重要な情報を提供した。科技日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月5日