東京五輪が閉幕し、試合観戦ができなくなったネットユーザーらは、アスリートらにvlog(ブイログ)のアップを「おねだり」している。これを受けて、競泳やウエイトリフティング、射撃などの競技に出場したアスリートたちも、隔離中に部屋で行うトレーニングの様子を捉えた動画を続々とアップ。それと同時に、それでも動画をアップしない卓球の選手までもが、ネットユーザーによって検索ランキングで急上昇する事態になってしまった。
そして8月11日、卓球の中国代表メンバーである許昕選手や孫穎莎選手、王曼昱選手らがついに隔離中の様子を撮影したvlogをアップした。
動画を見ると、許選手は片足で立ったまま、床に置いたペットボトルを手で持ち上げてはまた置くという動作を繰り返している。孫選手は部屋にあるものを使ってトレーニング。例えば、ミネラルウォーターのボトルが入った箱を持って屈伸運動をしたり、ドアノブにゴムチューブを引っ掛けて筋トレをしたりしている。王選手は、オンラインで太ももを細くするトレーニング方法を伝えている。
陳夢選手がアップしたのはスマホを操作している動画。チャットでもしている?それともドラマを見ているのだろうか?実は、トレーニングに役立てるために、試合の録画をチェックしているのだ。
今月12日になってようやくvlogをアップした馬龍選手や樊振東選手も、検索ランキングで急上昇している。
先にアップしたのは馬選手で、動画の長さは16秒と長く、ネットユーザーらを大喜びさせた。
ネットユーザーからは、「忙しいのに、私達に付き合ってくれてありがとう!ハハハハ」、「私達に付き合ってくれる馬選手が大好き」などの声が寄せられている。
試合ではパワフルでアグレッシブな動きを見せるのに、普段はふっくらしていてかわいい樊選手。それでもフォロワーからの突っ込みは逃れられず、トレーニングをする様子を撮影した動画を見たネットユーザーからは、「この動きは必ず覚えておいて!ダイエット効果はないので、絶対にしないように」との声が寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月13日