日本福岡県の北九州市立総合体育館で18日から開催される「2021年世界体操競技選手権」に出場するため、中国代表メンバー10人が12日に日本に到着した。新華社が報じた。
体操中国代表の葉振南監督は、「今大会は、2024年パリオリンピックに向けた大事な試合となる。東京五輪に向けた試合で一定のポテンシャルを見せた若手や種目別で際立った演技を見せた選手を選出した」と説明した。
今大会は個人総合と種目別の試合が行われ、男女の団体戦は行われない。中国からは女性選手4人、男性選手6人が出場する。全員が東京五輪には出場しなかったものの、陝西省で開催された中華人民共和国全国運動会(全運会)では、素晴らしい演技を披露していた。
「2021年世界体操競技選手権」は、本来はデンマーク・コペンハーゲンで開催予定だったものの、デンマークは昨年7月に、理由を明かさない形で開催辞退を発表した。その後、北九州市が開催地として名乗り出て、その開催権を手にした。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年10月14日