映画「ターミネーター」を見たことがあれば、液体金属ロボットのことを覚えているだろう。狭い隙間があれば、ロボットは液体に変形し、通過した後、元の形状に戻ることができる。
浙江省杭州市で行われた雲栖会議2021で、清華大学の科学研究者がずっしりと重たい銀色の液体を示した。研究者は、「液体金属はすでに幅広く使用されている。例えば、以前は手術をする際に石膏が用いられ、傷が癒えてから石膏を叩き壊していた。しかし、液体金属を使えばその必要はない。水を一滴垂らすだけで溶けてしまうので、石膏を壊す時のようにまた怪我をしてしまう心配がない」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月21日