上海市緑化市容局は今月23日、公共スペースの休憩用ベンチの寄付・メンテナンス事業始動セレモニーを開いた。
上海愚園路にある「七一勲章」の受章者・呂其明氏と著名な指揮者・曹鵬氏が寄付し、メンテナンスを請け負ったベンチ(写真提供・上海市緑化市容局)。
今年に入り、上海は公共スペースの休憩用ベンチの最適化、アップグレードを積極的に推進し、市全域の公共スペースで休憩用ベンチを増設し、ベンチのレイアウト、配置を最適化するほか、ベンチの機能や質も向上させてきた。また、街中の店舗とベンチを共有し、社会と市民が都市ガバナンスに参加するメカニズムを構築し、「座ることのできる都市」づくりを進めている。
新閘路と常徳路の交差点にある公共ベンチ
12月の時点で、上海市の公共スペースの休憩用ベンチ9508ヶ所が最適化、アップグレードされた。うち、5295ヶ所が新設、2840ヶ所がアップグレード、寄付・メンテナンス委託が523ヶ所、社会からの共有が850ヶ所。このようにベンチの最適化とアップグレードの成果が表れ始めている。2022年には、公共スペースの休憩用ベンチ5000ヶ所以上が最適化、アップグレードされる計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月27日