「天宮教室」の第2部が23日、始まった。地上メイン教室の中国科学技術館で聴講する学生たち。撮影・郭中正
「天宮教室」の第2部が23日、始まった。「宇宙の教員」である翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏が中国の宇宙ステーションで再び、青少年たちに向けてすばらしい宇宙科学教育授業を行った。新華社が伝えた。
新疆ウルムチ市第70中学で23日、「天宮教室」の王亜平氏による液架橋実験を見つめる学生たち。撮影・丁磊
中国有人宇宙飛行弁公室の紹介によると、有人宇宙船「神舟13号」の乗組員の翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏は約45分間の授業でチームワークを発揮し、微小重力環境における宇宙の「氷雪」実験、液架橋実験、水と油の分離実験、宇宙での放物実験を行った。実験の現象の裏側にある科学の原理を解説し、一部の宇宙科学設備を披露し、宇宙ステーションにおける作業・生活状況を紹介した。宇宙飛行士は授業中、動画通信により地上の教室にいる教員・生徒と交流した。
今回の宇宙授業は、中国科学技術館に地上メイン教室を置き、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市、新疆維吾璽(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市に2つの地上サブ教室を置いた。
「天宮教室」は今後、宇宙授業を持続的に展開し、形式が多様で内容が豊富な宇宙科学教育を実施する予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月24日