中国、第2世代対地同期軌道データ中継衛星システムを構築

人民網日本語版 2022年07月14日14:30

北京時間13日午前0時30分、中国は「長征3号乙」キャリアロケットを用いて、「天鏈2号03星」を打ち上げた。

中国は西昌衛星発射センターで北京時間7月13日午前0時30分、「長征3号乙」キャリアロケットを使い「天鏈2号03星」を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に入り、打ち上げ任務が無事成功した。中国第2世代対地同期軌道データ中継衛星システムが正式に完成し、宇宙計測制御及びデータ中継能力が大幅に上がった。人民日報が伝えた。

中国は現在すでに2世代の対地同期軌道データ中継衛星システムの研究・構築に成功している。第1世代はすでに打ち上げられた「天鏈1号」の01−05衛星で、第2世代はすでに打ち上げられた「天鏈2号」の01−03衛星。

「天鏈2号03星」は中国第2世代対地同期軌道データ中継衛星だ。同衛星は軌道に入り試験終了後、「天鏈2号01星」及び「天鏈2号02星」とグローバルネットワークを構築し運営する。

中継衛星の正式名称は追跡・データ中継衛星で、宇宙のデータ中継局に相当する。中国の「天鏈」中継衛星の最も中心的な任務は、宇宙船、宇宙実験室、宇宙ステーションなどの有人宇宙機へのデータ中継・計測制御サービスの提供だ。例えば宇宙と地上の通話、宇宙授業、ドッキング、船外活動などの重要任務の通信は、「天鏈」中継衛星によって行われる。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年7月14日

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