柳州タニシ麺がUAEに初進出 上半期出荷額前年比179.9%増

人民網日本語版 2022年07月29日15:37

広西壮(チワン)族自治区の柳州税関が28日に明らかにしたところによると、同自治区柳州市特産のタニシ麺が初めてアラブ首長国連邦(UAE)に輸出され、これにより「タニシ麺の輪」が世界28ヶ国・地域に広がった。今年1-6月には、袋入りタニシ麺の輸出量は前年同期比109%増の134ロットに上り、輸出額は同179.9%増の3337万元(1元は約19.7円)に達したという。中国新聞網が伝えた。

画像は広西壮(チワン)族自治区柳州市にあるタニシ麺メーカーのアウトソーシング現場の様子。撮影・林馨

タニシ麺は柳州特産の軽食で、タニシなどの食材を煮込んだスープからこの名前が付いた。新型コロナウイルス感染症の影響で、ここ数年は袋入りタニシ麺をはじめとするインスタント食品が中国内外で人気を集めている。2021年のタニシ麺全産業チェーンの売上高は501億6千万元に達した。

柳州税関監督管理科の呉春蘭さんは、「国・地域ごとに輸入食品に対する要求が異なり、われわれは輸出メーカーに輸出先国の添加物の使用、ラベルの記載、パッケージ、貯蔵・輸送のコンプライアンスに注意するよう重点的に指導し、全プロセスにわたる指導サービスを提供し、製品が輸入国の要求と一致するよう確保している」と述べた。

画像は広西壮(チワン)族自治区柳州市にあるタニシ麺メーカーのアウトソーシング現場の様子。撮影・林馨

2016年に同市のタニシ麺メーカーが初めて輸出食品メーカーとして登録された。現在、同自治区にタニシ麺メーカーは127社あり、そのうち40社が輸出資格を持ち、柳州タニシ麺の輸出規模はさらに拡大している。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年7月29日

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