中国最大規模の砂漠太陽光発電拠点建設プロジェクトとなる「トングリ砂漠3ギガワット(GW)新エネルギー・太陽光発電複合プロジェクト」の着工式が今月9日、寧夏回族自治区中衛市で行われた。
「トングリ砂漠3GW太陽光発電複合プロジェクト」は、中国初の砂漠における大型な太陽光発電拠点開発と新エネルギー供給をメインとし、寧夏回族自治区から湖南省に超々高電圧(UHV)送電を行うプロジェクト「寧電入湘」の重要な一環だ。同プロジェクトの設備容量は300万キロワット(kW)で、総投資額は152億5000万元(1元は約21円)。完成すれば、年間発電量が約57億8000万キロワット時(kWh)、売上高が15億元、国に納められる税金は2億3000万元に達し、1500人の雇用が創出されると試算されている。また、年間約192万トンの標準石炭の使用、約3万3900トンの二酸化硫黄排出、年間約5万トンの窒素酸化物排出、466万トンの二酸化炭素排出を削減できると試算されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月14日