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中国の大水深ジャケット「海基1号」が稼働開始

人民網日本語版 2022年10月11日10:03

大水深ジャケット「海基1号」(9月30日撮影)。(撮影・梁旭)

中国海洋石油集団有限公司(中国海油)が独自に設計・建設した大水深ジャケット「海基1号」が3日、稼働開始した。これは中国が大水深固定式プラットフォーム油ガス開発の新モデルを打ち立てたことを示している。珠江口盆地海域に位置する海基1号は、プラットフォームの高さは340.5メートル、総重量は4万トン以上で、高さと重さの両方が中国海上単体石油生産プラットフォームの記録を更新した。人民日報が伝えた。

海基1号は今回、5本の生産井を同時に稼働させた。初期の生産量は1日当たり約2700トン。海基1号を利用し、2つの油田「陸豊15-1」「陸豊22-1」を同時に開発する。計14本の生産井、3本の圧入井で、フル稼働後のピーク時の1日当たり原油生産量は5000トンにのぼる。

「海基1号」の「陸豊15-1」プラットフォーム(9月30日撮影)。(撮影・梁旭)

海基1号は中国が初めて手掛けた大水深ジャケット開発モデルで、生産システムを水中からプラットフォームに移した。開発・投資と生産コストが低く国産化率が高いという大きな優位性を持つ。その応用への成功は、中国の中・深海域の油ガス資源の経済的で効果的な開発のための新たな道を切り開いた。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年10月11日

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