成都グローバルイノベーション起業・交易会2022の第2回国際ブロックチェーン・イノベーション応用博覧会が21日から22日まで、四川省成都市で開催された。その中で、「成都市のメタバース産業育成行動プラン(2022-25年)(意見募集稿)」が発表され、2025年に、成都のメタバース宇宙産業システムを基本的に形成し、整ったメタバース産業チェーンを構築するという目標が打ち出された。
メタバースはデジタル技術においてデータ量が最も大きい応用の集積とデジタル経済における最も豊富な応用シーンとして、将来の都市経済・社会発展の新大陸と新たなブルーオーシャンと見なされている。同「行動ブラン」は、メタバース産業の発展チャンスを主体的につかみ、成都のメタバース産業を積極的に育成し、「スマート成都」建設とデジタル経済の発展を後押しすることが狙いだ。
同「行動プラン」は、成都はこれから複数のコア技術を研究・確立し、複数の優良企業を導入・育成し、複数の特色ある応用シーンを融合・構築し、複数の都市IP(知的財産権)を開発・蓄積し、都市のガバナンスおよび産業のモデル転換・高度化を誘導・牽引する役割を果たし、メタバースが「仮想による現実の促進、仮想による現実の整備」の価値実現を推進する。それにより実体経済の生産効率を向上させ、人々の素晴らしい生活を求めるニーズを満たすことを目指すと打ち出している。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年11月23日