水力発電中核制御システムが初めて100%の国産化を実現

人民網日本語版 2022年11月25日14:37

中国企業が独自に研究開発する次世代継電保護システムが24日、瀾滄江中・下流の小湾水力発電所で正式に稼働開始した。これは水力発電所の「ブレーン」と呼ばれる中核制御システムの全面的な国産化が実現したことを示しており、中国の水力発電制御システムの重要な技術のブレイクスルーでもある。中央テレビニュースが伝えた。

コンピューター監視、調速機、励磁、継電保護の4大システムは、水力発電所の中核制御システムであり、発電機と電力網の安定を保証する重要な基礎だ。このシステムの重要部品はこれまで輸入に依存していた。華能集団が筆頭になり結成した共同研究開発チームは、水力発電中核制御システムのハードウェア・ソフトウェアの大量の適応性検証、選択、研究開発を行った。重要ソフトウェア・ハードウェアに存在する技術的難問を解決し、水力発電中核制御システムの全フローの100%国産化を実現した。34件の重要技術イノベーションを行い、17件の重要技術で中国国内の空白を埋めた。中国のクリーンエネルギー水力発電開発に完全に制御可能な「国産ブレーン」を提供できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年11月25日

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