投資総額が1000億元(1元は約18.37円)を超える金沙江烏東徳水力発電所の主体工事が24日に始まり、2020年に第1陣となるユニットの発電が始まる見通しだ。同発電所は四川省と雲南省の省境に位置する、中国で建設が認められた3番目に大きい水力発電所で、世界で建設中・竣工済みの水力発電所のうち7番目の規模を誇る。新華社が伝えた。
プロジェクト竣工後、四川省と雲南省の電力を賄うと当時に、華中・華東・広東電力網に送電を行う。現地の化石燃料の使用を減らし、エネルギー消費量を標準石炭換算で毎年1220万トン、二酸化炭素の排出量を3050万トン、二酸化硫黄の排出量を10万4000トン削減し、大気汚染を緩和する予定だ。同発電所は設備容量85万kWの水車発電機を12基持つ。設備容量は計1020万kWで、年間発電量は389億1000万kWh。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月25日