シルバー世代が「インターネット+」がもたらす利益を受け、老後の生活を安心させるためにはいかにサポートすべきだろうか。寧夏回族自治区銀川市科学技術協会は「シルバー科学教育計画」を足がかりに、高齢者の科学素養の向上を着実に推進している。科技日報が伝えた。
12月8日の最新データによると、銀川市は高齢者科学素養向上行動を開始して以来、各種ボランティアサービス・イベントを30回近く行い、参加者が延べ5000人余りで、現場でパンフレットを2000冊以上配布し、高齢者の情報格差問題を効果的に解決した。
「まず『マイ寧夏』アプリを立ち上げ、それからこのマークをタップすると、携帯電話で病院の予約ができるようになります」。興慶区宝豊健康城文化活動センターで、銀川市科学技術協会と酷客科技科学教育拠点が「スマートな健康生活、シルバーの科学教育」と題したイベントを開催し、高齢者が主体的にスマートな生活を送るように誘導した。
ボランティアは現場での解説と実演を結びつけた方法により、微信(WeChat)の基礎的機能及び「マイ寧夏」アプリの基本的な操作を説明した。オンライン病院予約を覚えた李軍さん(72)は、「こうだったのか。ボランティアの方、ありがとうございます。これから子供たちに厄介をかけずに済む。以前はできなかったからなるべく外出を控えていた」と嬉しそうに語る。
高齢者の社会発展への適応力を高めるため、銀川市は膨大な学習のネットワークを丹念に構築した。
銀川市は特色あるカリキュラムを開発し、科学教育拠点を利用し、「高齢者科学素養向上行動」科学技術ボランティアサービスチームを作り、学習の質を保証している。
銀川市は科学技術協会が人脈が広く頭脳が集中するという優位性を発揮し、さらに科学教育サービスを拡大し、高齢者大学、介護サービス機関でのオンライン・オフライン教育、病院、通信キャリアの営業拠点高齢者科学教育サービスポイント、公園、広場などの祝祭日に公共の場に集まる高齢者向けの科学教育サービススマートサービスネットワークを構築した。
銀川市科学技術協会の段韶俊副会長は、「我々はさらに全市の22のコミュニティ(農村)サービスステーションでボランティアサービス微信グループを立ち上げ、オンラインで質問に答えている。各種教室を開き、各種宣伝物を配布し、高齢者のスマート技術運用水準を着実に上げている」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月9日