自由貿易港「一帯一路」ハイレベル経済協力フォーラム並びに国際潮商経済協力組織総会が海南で開催

人民網日本語版 2022年12月07日16:50

華僑たちの心と力を結集して、「一帯一路」(the Belt and Road)を共同建設する。国際潮団(広東省潮州市・汕頭<スワトウ>市を始めとするエリアの出身者で構成された経済団体)総会第21回国際潮団聯誼年次総会の一連のイベントの1つである自由貿易港「一帯一路」ハイレベル経済協力フォーラム並びに国際潮商(潮汕エリア出身の企業家)経済協力組織総会が、4日に海南省の博鰲(ボアオ)で開催された。

カンボジアのフン・セン首相、フィリピンのマルコス大統領および内務自治省のベンジャミン・アバロス・ジュニア大臣は、同フォーラム、国際潮団総会、国際潮商経済協力組織に祝辞を寄せ、グローバル発展のイニシアティブを高く評価するとともに、世界の潮汕エリア出身者と潮汕エリア出身の企業家、中国出身の企業家がグローバル発展の呼びかけを共同で実践することを支援し、グリーンで持続可能な発展を推進したいとした。

タイのウィサヌ・クルアガーム副首相は祝福のメッセージを送り、「海南のこのたびのイベント・フォーラムがグローバル発展のイニシアティブとグリーンで持続可能な発展というテーマに注目したことは時宜を得ている。潮汕エリア出身の企業家や海南省とタイの各分野における交流・協力を推進していきたい」と述べた。

海南省党委員会の常務委員と統戦部の部長を務める苗延紅氏は、「今、海南は全省の力を結集して自由貿易港の関税ゼロ運営を推進し、世界との連携を加速し、ビジネス環境を絶えず最適化し、世界的な企業誘致活動を大々的に展開し、各種業務が順調に進展し、顕著な成果を上げている。そのうち今年第1-3四半期(1-9月)の対外貿易の輸出は前年同期比で45%増で、22ヶ月連続で高い成長率をキープした。新たに加わったマーケットエンティティは同50.8%増で、こちらも31ヶ月連続で成長率の全国トップをキープした」と述べた。

国際潮団総会の代表で、第21回国際潮団聯誼年次総会準備委員会の代表を務める洪江遊氏は、「海南は世界最大の自由貿易港として、『一帯一路』で非常に重要な役割を果たしている。今や、環境、経済、地域、文化などの面におけるグリーンで持続可能な発展が、まもなく探求の対象となる重要な議題になるだろう」と述べた。

年次総会では、子ども用民族薬(少数民族エリアに伝わる伝統薬)産学研拠点、洋浦保税区コモディティ貿易業務、ワニペプチド生物学的製品産業化開発プロジェクト、三亜市梅村産業パーク物流センターなどのプロジェクトの調印式も行なわれた。また「グローバル発展イニシアティブの実践、グリーンで持続可能な発展の推進」との共同声明も同時に発表された。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年12月7日

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