北京市生態環境局は4日、2022年北京市大気品質発表会を開いた。2021年に初めて基準を満たしたことを踏まえ、北京市の2022年のPM2.5年平均濃度が過去最低を更新し、1立方メートルあたり30マイクログラムまで低下した。これで2年連続で国家2級基準を満たした。PM10の年平均濃度は1立方メートルあたり54マイクログラム、二酸化窒素(NO2)は23マイクログラム、二酸化硫黄(SO2)は3マイクログラムで、長年にわたり国家2級基準を安定的に満たしており、全体的に低下傾向を保っている。このように全市の大気の質が持続的に改善されている。北京日報が伝えた。
北京市生態環境観測センターの劉保献主任によると、PM2.5の昨年の年平均濃度は前年比9.1%低下、PM10は1.8%低下、NO2は11.5%低下となっており、SO2は極めて低い1桁台の濃度水準を維持した。また劉氏によると、通年の大気の質の1級優良日数は24日増加し、優良日数が計286日と前年より横ばいとなった。通年の大気の質優良率は80%近くなり、重度汚染日数は3日のみで、前年より5日減少した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月5日