国家統計局が17日に発表したデータによると、2022年、国民の収入増加率は中国のGDP成長率とほぼ一致しており、農村部の収入増加率は都市部を上回った。通年で全国の1人当たり可処分所得は3万6883元(1元は約19.1円)に上り、名目成長率は前年比で5.0%増だった。物価要因を考慮した実質成長率は2.9%で、3%のGDP成長率に近かった。
都市部と農村部で見ると、都市部住民の平均可処分所得は名目で同3.9%増、実質で同1.9%増の4万9283元となり、農村部住民の平均可処分所得は名目で同6.3%増、実質で同4.2%増の2万133元となった。全国の1人当たり可処分所得の中央値は3万1370元となり、名目で同4.7%増加した。
また、2022年全国の一人当たり消費支出は名目で同1.8%増、実質で同0.2%減の2万4538元だった。(編集JZ)
「人民網日本語版」2023年1月17日