中国、風雲気象衛星2基を年内に打ち上げへ

人民網日本語版 2023年02月22日13:42

中国気象局がこのほど明らかにしたところによると、中国は年内に2基の風雲気象衛星「風雲3号F星」と「G星」を打ち上げる。人民日報が伝えた。

風雲3号F星は8月の打ち上げを予定。午前軌道衛星としての同衛星は風雲3号C星の軌道上の作業を引き継ぎ、極軌道気象グローバルイメージングと大気垂直観測業務を保証した上で、地表イメージング観測を重視する。主に天気予報、生態環境、災害モニタリングなどの業務及び研究に用いられる。

風雲3号G星は4月の打ち上げを予定。中国初の低傾斜角軌道降水測量衛星としての同衛星は主に災害的な天候における強降水モニタリングに用いられ、世界の低・中緯度地域の降水3次元構造情報を提供する。

2基の衛星が打ち上げられた後、中国はトワイライト、午前、午後、傾斜の4本の近地球軌道民間用気象衛星を同時に業務運営する唯一の国になり、低軌道気象衛星の整った観測網という全体的な優位性をさらに発揮し、世界に向けて中国の知恵とソリューションを貢献する。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年2月22日

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