中国の科学者、2種の新鉱物を発見

人民網日本語版 2023年03月17日14:05

西北大学が16日に明らかにしたところによると、国際鉱物学連合の新鉱物・命名・分類委員会の審査・投票を経て、西北大学地質学部、大陸動力学国家重点実験室の劉鵬准教授と中国地質大学(北京)の李国武教授のチームが申請した2種の新鉱物がこのほど認定された。新鉱物の国際鉱物学連合の登録番号は「IMA2022-120」と「IMA2022-142」、英語名はそれぞれ「yuchuanite-(Y)」と「wenlanzhangite-(Y)」で、中国語名は「毓川炭釔鉱」と「文蘭釩釔鉱」。中央テレビニュースが伝えた。

毓川炭釔鉱は水を含む珍しい炭酸塩重希土類鉱物で、広東省東北部の玉水銅鉱で発見され、中国の有名な鉱床地質・鉱産調査学者、中国工程院院士の陳毓川氏の名前から命名された。

文蘭釩釔鉱は電子プローブ分析専門家で、南京大学地球科学・工程学院教授の張文蘭氏の名前から命名された。

新鉱物の発見はオリジナルの成果で、鉱物学基礎研究の画期的な進展を示している。現在まで世界で発見されている鉱物数は約5900種で、中国の科学者が発見したものは約180種しかない。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年3月17日

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