レアアースで保温性が上がるダウンジャケットが発売

安踏熾熱科技ダウンジャケットシリーズが、レアアース研究院天津分院の熱放射技術を搭載し、全面的に発売された。同シリーズのダウンジャケットのプリントの裏地は、レアアース赤外線蓄熱材を原材料に作られている。

科学の検証によると、34℃の時の人の肌の熱放射は主に7−14ミクロンの遠赤外線の帯域に分布する。レアアース赤外線蓄熱材のレアアースナノ粒子は人体から放射される遠赤外線を吸収するとともに、94％の放射率で人の肌の表面に効率的に放射する。生地と人体が熱循環効果を形成し、熱の流出を防ぐ。熱放射技術を利用することで保温性を高め、熱をとどめ、寒さをしのぐ。

中国の消費理念の持続的な変革と材料生産方法、製織技術、繊維仕上げ技術の持続的な発展に伴い、多機能を持つ繊維製品が消費者からますます好評を博している。繊維製品の単一機能から多機能複合化への転換が必然的な傾向になっている。（編集YF）

「人民網日本語版」2022年12月16日