中国が独自に研究開発・建設したハイレベル無方向性ケイ素鋼生産ラインが31日、河北省遷安市で稼働開始した。新材料は新エネ車のモーターの出力密度と効率を大幅に上げる。中央テレビニュースが伝えた。
同生産ラインで生産される2種類の新エネ車用ケイ素鋼製品は、新エネ車のモーター駆動の中心的な機能材料だ。首鋼智新遷安電磁材料有限公司の胡志遠副社長によると、新材料モーターを使うことで効率を0.8%以上高めることができ、自動車1台が一日50kmを走ると計算すれば、2000台で一日500万kWhの節電効果があるという。
同生産ラインのハイレベル無方向性ケイ素鋼の生産量は年間35万トンで、500万台の新エネ車の需要を満たせる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月1日