標高世界一の風力発電所、安全で安定的に稼働

人民網日本語版 2023年03月20日13:52

世界で標高が最も高い風力発電所である西蔵(チベット)措美哲古風力発電所は18日、2021年末のフル稼働後の発電量が累計で1億kWhを突破したと発表した。中央テレビ網が伝えた。

同発電所はヒマラヤ山脈北麓の山南市措美県哲古鎮に位置し、西蔵のメイン電力網に初めて接続した風力発電プロジェクトで、総発電設備容量は22MW、風力発電機は標高5000-5200メートルの間に建設されている。

国による再生可能エネルギー発展体系の統一的な計画に伴い、西蔵は水力、風力、太陽光を中心とする金沙江上流、西蔵南東部、瀾滄江上流、西蔵中部などの5大クリーンエネルギー拠点を建設することになっている。2022年には中国の風力・太陽光発電の新規設備容量が1億2000万kW以上となり、累積設備容量では7億kWを超え、再生可能エネルギーの設備容量12億kW以上を牽引した。風力・太陽光発電産業はすでに最も競争力を持つ産業の一つになっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年3月20日

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