上海で身分証明書用写真撮影を自宅で撮影可能なシステム導入

人民網日本語版 2023年03月29日16:03

上海市公安局浦東分局康橋派出所の警察官がこのほど、高齢男性の王さんの自宅を訪ねた。王さんは身分証明書を紛失してしまい、再発行申請する必要があったものの、体調が悪く、外出することができないため、警察官が自宅を訪問したのだった。警察官は微信(WeChat)のミニプログラム「上海デジタル証明写真センター」を通して、王さんの写真を撮影した。人民日報が報じた。

身分証明書の発行手続きを便利にするため、上海市公安局人口管理弁公室は今年1月10日から、スマホで身分証明書用の写真を撮影できるミニプログラムを正式に導入した。住民はスマホでQRコードをスキャンするか、ミニプログラム「上海デジタル証明写真センター」を通して、手順に沿って写真を撮影し、アップロードすることができる。

ミニプログラムは、市民の氏名と携帯番号、写真ナンバー、写真だけを収集するスタイルを採用している。住民は微信の公式アカウント「上海公安人口管理」を通して、身分証明書の番号や写真ナンバーを、バックグラウンドで紐づけすることができ、個人情報の安全を確保することができる。また、ミニプログラムは中国全土の公安局の身分認証システムと連携しており、バックグラウンドでの「マンツーマン」の自動顔認証機能を実現し、「なりすまし」を防止することも可能にしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年3月29日

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