重慶市は今年、中学2年生女児18万人を対象にHPVワクチン接種へ

人民網日本語版 2023年02月14日14:36

このほど開かれた2023年重慶市衛生健康活動会議で、重慶市では中学2年生の女児18万人を対象に、年内にも子宮頸がんを予防する効果が証明されているHPVワクチンの無料接種を実施する計画であることが明らかになった。今回の無料接種は同市の全ての区、県をカバーすることになる。中央テレビニュースが報じた。

HPVワクチン接種は、子宮頸がん癌を予防する有効な手段の一つとされている。中国国家衛生健康委員会は、中国の国情に合わせて、13歳から15歳までの女児が接種するよう提唱している。政策では、重慶市は1人当たり最高600元(1元は約19.4円)を基準に、ワクチンの費用を超えないことを条件にして、補助金を給付することになっている。補助金の対象者は、国産の2価のHPVワクチンか、その他のワクチンかを選ぶことができる点は注目に値する。補助金とワクチン費用の差額と、接種サービス費用(1回当たり20元)は、接種者の保護者が負担することになる。接種しない場合、補助金は支給されない。重慶市ではこれまでに両江新区や渝北区といった地域ですでに同プロジェクトの実施を始めていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年2月14日

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