中国国家電影局(映画局)が4日に発表した統計によると、「メーデー5連休」となった4月29日から5月3日にかけて、中国の映画の興行収入が15億1900万元(1元は約19.4円)に達した。興行収入トップ3は「人生路不熟(God speed)」、「長空之王(BORN TO FLY)」、「這麽多年(All These years)」だった。新華社が報じた。
「人生路不熟」は、互いの間にできた溝を埋める親と子供が描かれており、温かい家族愛や家庭が表現されている。そのユーモラスで、気軽な雰囲気や、生活感あふれるストーリーが、多くの人の心を掴んでいる。戦闘機テストパイロットの成長を追う物語「長空之王」は、青春を捧げ、情熱を燃やして自分の限界に挑戦し、勇敢に前に進もうとするテストパイロットの姿をリアル、かつ生き生きと描き出している。同作品の主要キャストチームは、「この作品を通して、今の空軍のテストパイロットのスピリッツを描き出した」としている。
「メーデー5連休」に合わせて公開された映画作品は、軍事、コメディ、恋愛、法廷、アニメなど、さまざまなジャンルをカバーしており、映画市場の供給が充実していたため、老若男女といった様々なグループのニーズを満たし、中国の映画人の創作活力と映画市場の回復の勢いが示された。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月5日