第13回北京国際映画祭が4月29日に幕を閉じた。今年の最優秀作品賞にはチリ/アルゼンチン映画の「ザ・パニッシュメント(中国語題名・懲罰)」が選ばれた。
今回のコンペティション部門「天壇賞」には、93の国と地域の1488作品がノミネートし、そのうち海外の作品が80%以上を占め、数が急速に増えるとともに、作品のタイプが多様化し、また作品の水準も高いという良好な状況が生まれている。
今年で13年目になる北京国際映画祭は、これまでに中国内外の作品4000本あまりを1万回以上上映してきた。今年は優れた作品を紹介する「北京展映」で、国内外の約180作品が協賛する映画館や各種スペースなど計28ヶ所で集中的に上映された。
北京国際映画祭は中国の張芸謀(チャン・イーモウ)監督に終身成就賞を授与した。授賞式の会場でスタンディングオベーションで迎えられた張監督は、「この賞は『終身学習賞』または『終身努力賞』と呼ぶのがふさわしい。40数年はあっという間で、映画の道のりにおいて、自分はまだ勉強中であり、まだ若輩者だ。中国映画は、中国映画のために頑張り、中国映画を愛する若者をより多く必要としている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年5月1日