中国商務部(省)が17日に発表した最新のデータによると、今年1-4月の全国の実行ベース(以下同)外資導入額は、前年同期比2.2%増の4994億6000万元(1元は約19.6円)に上り、成長率は第1四半期(1-3月)を2.7ポイント下回った。米ドル換算では同3.3%減の735億ドル(1ドルは約137.4円)だった。中国新聞社が伝えた。
1-4月の実行ベース外資導入額の成長率低下は、前年同期の基数の高さと関係がある。公式データによれば、22年1-4月の実行ベース外資導入額は同20.5%増の4786億1000万元だった。
投資元の国・地域を見ると、1-4月の対中投資の前年比成長率は、フランスが567.3%、英国が323.7%と非常に高く、日本も68.1%、韓国も30.7%と高かった。
産業別に見ると、中国のハイテク産業への外資流入ペースが加速している。公式の統計では、1-4月のハイテク産業実行ベース外資導入額は同12.8%増加し、そのうちハイテク製造業が同37.1%増、ハイテクサービス業が同6%増だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年5月18日