商務部(省)が6日の定例記者会見で明らかにしたところによると、今年1-5月には、中国のサービス貿易は全体として成長傾向を保った。サービス輸出入総額は前年同期比10.2%増の2兆6055億4000万元(1元は約19.9円)だった。そのうち輸出は同4.7%減の1兆982億2000万元、輸入は同24.2%増の1兆5073億2000万元となり、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4091億元の赤字だった。
同部の束珏婷報道官の説明によれば、今年1-5月のサービス貿易の発展には主に次の2つの特徴が見られたという。
(1)知識集約型サービス貿易の割合が上昇した。1-5月には、知識集約型サービスの輸出入額は同13.6%増の1兆1227億8000万元に上り、サービス輸出入総額に占める割合は同1.3ポイント上昇の43.1%に達した。
(2)旅行サービスが大幅に回復した。1-5月には、旅行サービスの輸出入額は同67%増の5525億4000万元に上り、サービス貿易の中で成長が最も早い分野になった。そのうち輸出は53.4%増、輸入は68.1%増だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年7月7日