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表面的な「中国」を描くハリウッド映画 中国人、評価せず (2)

「2012」(09)世界の終末が訪れる直前、中国だけが「ノアの箱舟」を製造しており、船に乗船するために、チケットを持った人々は中国まで行かなければいけなかった。

 映画「ルーパー」の中でブルース・ウィリスが「俺は未来からやってきた。お前は中国語を習うべきだ」と言うシーンでは、観客はまだ笑うことができた。しかし、映画の中で男性主人公を惹きつけて止まないヒロインにもかかわらず、一言もセリフがないオリエンタル美女のシュイ・チン(許晴)にいたっては、観客にはただの美しい添え物にしか見えなかった。

 2012年11月に公開された「The Man With the Iron Fists」(中国題:鉄拳)ではクエンティン・タランティーノ・プレゼンツの看板を打ち出したにもかかわらず、中国の観客には「間違えた漢字を彫られてしまった刺青」のような作品と酷評された。同作品のいたるところに中国的要素が見られるが、まったく中国文化の真髄を理解していない。ネットユーザーも「最近のハリウッド映画は中国的要素を入れないと大作と言えないんだろう」と皮肉なコメントを残している。

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