表面的な「中国」を描くハリウッド映画 中国人、評価せず (7)
「ハムナプトラ」シリーズ第3弾で監督は物語の舞台を中国に移した。その理由について、監督は、「悠久なる中国文化を崇拝しているから」と答えている。 |
1990年末から21世紀初めにかけて、外国映画に描かれる中国人のイメージに変化が見られ始めた。2001年の「オーシャンズ11」では、メンバー11人の中に中国人が含まれており、非常に難易度の高い任務を遂行し、成功させた。
ハリウッドにおける中国人のイメージはこの数十年で非常に大きく変化した。「現在、米国映画が中国人のイメージを描くのは30年前に比較してずっとまじめになってきた。米国人は中国人をプラス面やマイナス面を含め、リアルな人間として描き始めており、中国人のイメージを描いていた過去とは異なる」とローゼン教授は語る。「これは中国を訪れる人が増え、米国人が以前よりも中国を理解していることを示している」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年1月31日