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各国映画界の重鎮がボアオ集結 中国映画の国際化を語る

 世界各国の映画界の重鎮たちがボアオ・アジアフォーラムに集結し、中国映画界の国際化と展望について語り合った。「人民網」が伝えた。

 自社スタジオ「川製作」の社長でもある陸川(ルー・チュアン)監督は「東方と西洋のカルチャーギャップは常に中国映画に対する外国人の評価に影響を及ぼしてきた」として、陸川監督は自分自身が体験したエピソードを紹介。あるとき、海外の有名な映画祭に参加した陸川監督は、劇中に使用されている電子音楽を削除して、笙(しょう)や簫(しょう)、笛といった中国的な音楽要素を入れるように要求されたのだという。陸川監督は、映画の使命は現代の中国を記録することであり、意識して外国人の頭の中にある「既存イメージ」に迎合するべきではないと考えている。要求を飲まなかった陸川監督の映画は、この映画祭の上映リストから外されたという。

 「スターウォーズ」や「ライオン・キング」などハリウッド映画の音響効果の巨匠でオスカー賞受賞者のリチャード・L・アンダーソン氏は「巨大な映画市場を持つ中国の映画人はただ最もファッショナブルで、最先端なものを映画に投影すればいいだけであり、何かに迎合する必要はまったくない」と独自の見解を述べた上で、「李小龍(ブルース・リー)はハリウッドで成功した中国人の代表的な人物であり、中国に対して極めて大きな影響を与えただけでなく、世界の中国に対する見方までも変えた」とブルース・リーにも言及した。

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