総監督に馮小剛氏 「春晩」の革新に活路?! (2)
「春晩」の改革はどの程度実現されるか
馮氏が直面する第一の課題は「経験」だ。大型番組を監督した経験のない馮氏にとって、「春晩」はプロセスが複雑で、調整する部門が多く、視聴者を前に成功させることができるかどうか、大きな試練だと言える。もっとも馮氏は一般大衆の心を理解しており、ブラックユーモアのセンスや人脈の広さも備え、優位性を持つ。
趙本山氏が副総監督と言語番組総監督をつとめるのにも批判が集まっている。ここ2年「春晩」に出演していない趙氏は健康状態が万全ではなく、ハードな「春晩」をつとめることができるかどうかが課題となっている。また「春晩」は南部の住民からは「北部住民の番組」と見られて不評だ。趙氏が副監督をつとめることで「春晩」は東北人の番組と見られる可能性もある。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月15日