バレーボール女子Wグランプリ 対日本戦「学ぶものが多かった」
バレーボールのワールドグランプリ、決勝ラウンド第4戦が先月31日に行われ、中国は主催国の日本と対戦した。会場全体が日本チームに大声援を送る中、3対2でこのゲームに勝利できたことは容易なことではない。しかし、残念ながら今日の試合では様々な面での問題が露呈し、試合後の郎平(ラン・ピン)監督にとっても不安要素が残った。京華時報が伝えた。
チームを率いる郎平(ラン・ピン)監督は試合後長いため息をつき、素直に日本チームの健闘を称え、「途中、負けを覚悟したこともあったが、最後に勝利できたのは、みんなのがんばりによるもの」と語った。
郎平監督は、試合が接戦となったのは、中国チームが日本チームの戦いぶりに慣れていなかったせいだと分析した。「これ以前、我々は欧州のチームと戦ってきており、日本チームのようなスピードのあるボールを経験したことはなかった。これは一種の遭遇戦だ。選手たちにはがんばって耐えるようにと伝えることしかできなかった。午前中には守りの練習を2時間行ったが、その際に選手たちには相手がどこに打ってこようが、我々は守るべき時にそこで守るだけだと伝えた。きっちり練習したし、頭ではよくわかっている。しかし、試合ではあまりうまくできなかった。これは実力がまだ一定レベルに達しておらず、能力不足であることを示している。我々は、コート上で明らかにうまく対応できなかった。どうして勝ったのかは聞かないで。自分でもなんだかまるで夢のような気がする」と語った。
最後に、「今後、ビデオをよく見て研究し、相手チームをゆっくりと苦しませ、一試合ずつ着実に勝ち進まなければいけない。アジア選手権でもまた日本と対戦する。今日は多くのことを学べ、非常に価値ある試合となった」とこの試合を総括した。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年9月2日