来年の年越し番組「春晩」、番組中に仕込まれる広告はゼロ (2)
■ CCTV人気アナウンサー崔永元は来年も多くの番組を担当
最近、「名アナウンサー崔永元がCCTVを辞職」と中国メディアで報道されたが、同会場で放映された2014年の番組映像の中で、崔永元がキャスターを務める人気番組「謝天謝地ni来了」、「小崔説立波秀」や新番組「師徒会」で崔永元の姿が映っている映像が流された。また、「喜劇王」と名付けられた別のオーディション番組の審査員団の中にも崔永元や馮小剛の名前が記載されていた。記者会見で「崔永元は辞職するのか?」と聞かれたCCTVの副編集長・程宏求氏は、笑いながら「先ほど映像をご覧になりましたよね。来年、崔永元が担当する番組は非常に多い。これは、崔永元が今後もCCTVにいるということを示している」と語った。
程氏はまた、今年は馮小剛が春晩の総監督を務めることが確定したことで、往年の人気コメディアンスターの出演を期待している視聴者も多く、特に陳佩斯(チェン・ペイス)に対する期待が非常に高いことを明らかにした。興味深いのは、CCTVが来年放送する数多くのドラマの中に、陳佩斯の十数年ぶりのドラマ復帰作「好大一個家」も含まれている点だ。これは1984年のCCTVの春晩でコント「吃面条」(麺を食べる)を演じて大ブレイクし、中国屈指の喜劇スターとなった陳佩斯が再びCCTVの春晩のステージに出演することを示唆しているのではないだろうか?これに対して、程氏は非常に慎重な答えを述べるに留まった。「この件は難しい。なぜなら陳佩斯は現在すべての精力を映画やドラマに傾けている。その上、春節期間もスケジュールが詰まっており、スケジュール管理を含めたドラマ班の制作進行も非常に大きなプレッシャーを受けている。陳佩斯が春晩のための時間を作ることは非常に難しい。約束はできない。陳佩斯も実際この件で苦心している」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年9月26日