ガンと闘病 魯若晴さんが死亡
山東省青島で「ガンと闘病する最も美しい女性」と呼ばれた魯若晴さんが中秋節(9月19日)にこの世を去った。彼女の闘病を見守っていた全ての人が悲しみにくれ、微博(ウェイボー・ミニブログ)で追悼の意を表している。新華網が伝えた。
青島に住む24歳の魯若晴さんは2012年初め、病院で骨腫瘍末期と診断され、北京で化学療法と幹細胞移植の治療を受けた。治療期間に彼女は自分の状況や病状の変化を微博で記録し、インターネット利用者の話題となっていた。2012年3月、魯若晴さんと兄の幹細胞のタイプが一致することが判明したが、彼女は治療を諦め、また寄付などは受けないと意思表示をした。
白血病が再発したため、魯若晴さんは今年9月15に再び入院した。医師グループは2回目の移植の準備を進めたが、16日に彼女は最後の書き込みを微博に掲載した。「高熱が12日も続き、骨が痛くてベッドを離れられない。胃腸から出血し、息苦しく、17回も採血をし、もう自信がなくなった」--。強い意志と病苦との闘いが、ネット利用者の心を打った。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月23日