半沢直樹効果 関連グッズが大人気
うなぎのぼりの視聴率により夏中の話題をかっさらったテレビドラマ「半沢直樹」は、主役を演じた堺雅人の株を上げたばかりでなく、半沢直樹と少しでも関連するグッズやロケ地などが熱狂の渦を迎えている。信息時報が伝えた。
◆堺雅人のCM出演料が高騰
堺雅人は半沢直樹を演じたことで、CM業界の寵児となった。以前のCM出演料は1本当たり2000万円であったが、半沢直樹主演後は3500万円に跳ね上がった。これよりも高い出演料をつける企業もあり、堺雅人と妻の菅野美穂の共演を求めている。
堺雅人が弁護士役で主演する「リーガル・ハイ2」は10月9日のスタートを控えており、さらなる人気上昇が予想され、日本ドラマで最高の人気を誇る木村拓哉の玉座を脅かすことになる。半沢直樹旋風が拡大するほど、木村拓哉の受けるプレッシャーは大きくなる。なぜなら半沢直樹の後番組で主役を演じるのが木村拓哉だからだ。
◆台詞が流行語に
ウォール・ストリート・ジャーナル誌は、半沢直樹が日本で社会現象化しており、これを見なければ翌日の同僚の話題についていけないと伝えた。
「やられたらやり返す、倍返しだ」という台詞は、近頃日本社会の様々な場面に登場している。職員が残業の山を目にした時、大学教員が学生に欠席された時、友人にアイスをおごる時、掲示板で自分のことがデタラメに書かれている時などに使用できる。
また半沢直樹の上司である大和田常務の、「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」という台詞も頻繁に使われている。